結納品は省略して、結納金だけを贈る合理的な方法もあります。この場合、新しいお札を奉書紙に包み、「結納金」と表書きして水引をかけます。結納を取り交わす日は、結婚式の半年前から3か月前の吉日にする。お祝い事の日取りは、大安、先勝、友引などが吉日で、時間は早めがいいとされています。結納を取り交わす日も、これまでは結婚式の半年から3か月前の吉日を選び、午前中に行うのがふつうでした。しかし、最近はそれほど吉日にこだわらずに、時間も午後3時ごろまでに行うケースが増えています。午前中がいいとされたのは、交通機関がまだ発達していなかった時代は、比較的近距離に住む男女が結ばれることが多く、仲人が使者として両家の間を往復して結納を交換するのが習わしだったからです。
男女ペアの場合は、常に男性が女性の一段下にいるという状況を思い浮かべましょう。これは、何かあったときに男性が守ってあげられるようにするという発想です。もし昇るとき男性が上の段に立ち、何かの拍子に踏みはずしてしまったら女性の上に倒れることになってしまいます。ただし、女性が二段以上前に立ってはいけません。ちょうど男性の目線にお尻がきてしまいます。降りるときは、男性が先です。理由は、男性が先に立って、細心の注意を払ってあげるという配慮です。エスカレーターも、階段とまったく同じと考えてください。エレベーターは誰も乗っていなければ安全を期して男性が先に乗ります。そして、下位の位置であるボタンの前に立ちます。もし両側にボタンがある場合は、左側に立ちます。すでにそこに人が乗っていたなら、ドアをオープンの状態にして女性を案内します。
業務の節目で開くパーティーの場合は、その性格上あまりドレスアップするのはまずいでしょう。ワンピースよりは、スーツのほうが無難。女性のスーツはビジネス着とされているため、仕事の延長線上にあるパーティーにはスーツで十分という理屈です。もちろん、パンツスーツでもOK。以上は女性の場合ですが、男性の場合は少し違います。どんな場合でも男性はスーツにネクタイが基本。親睦が目的のパーティーであったとしても、ビジネスマンのレベルをはるかに超えた格好はバツと思いましょう。せいぜいカラーシャツにする程度のオシャレで我慢すること。スーツは男性にとって万能服。色さえダーク系で白いシャツなら、ネクタイを変えるだけでどんな場合もOKになります。